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第48話 マット マカレル

9月19日北海道 倶知安町旭丘スキー場にて開催されました JUNK JUNK JUNK ∞2010 にご来場下さいました皆様、本当に有り難うございました。
スパークスゴーゴーの結成20周年を大勢のみなさんといっしょにお祝い出来たことを心から喜んでおります。

スパゴーはここまできたら、この先10年、いや20年、30年は続けてもらわなアカンなあ。そやけどやっぱり‘継続は力なり’やなあ、などと飛行機の中であれこれ考えながら一人おとなしく関西国際空港へ帰ってまいりました。そう言いますと、このところ飛行機恐怖症が見事になくなりまして、新幹線よりむしろ快適で早いなあと飛行機派に華麗に転身しようかなと思案中であります。
 
さて、マット マカレルです。
マットマカレルっていったい何なんや? 人の名前なのか、バンド名なのか、はたまた昨今流行りのコラボレーションなのか、さっぱり分からん方がほとんどやと思います。ただ有り難いことにJUNK×3でラッキーなデビューを飾らせてもらいましたのでライヴにいらした方はすでにご存知かとは思いますが、ここで改めてお話します。

8月4日に発売しました RAINBOW ROLL、そして RAMBLIN’ROLL は6曲入りのアルバムです。それぞれの収録曲は同じですが曲順が間逆なので聴こえかたがまるで違うという多分世界初の試みの話題作?であります。
そやけど当初の予定では10数曲入りの通常のアルバムを予定していたのでありました。それがなんでこないなことになったかと申しますと。

レコーディングも終盤にさしかかったある日、ニュートラックスの大瀧さんがヴォーカルの気になるところはないかをチェックのために6曲をCDRにして送ってきてくれました。

早速聴いてみますとこれがメッチャ聴き心地よかったんです。そして何度も繰り返して聴いているうちにだんだん「インストロメンタルのアルバムとヴォーカルアルバムを別々に出されへんかなあ?」と思えるようになってきました。

さっそく大瀧さんに相談しましたところ全く同じように感じていたとのことで、何度も話し合いを重ねインストロメンタルアルバムとヴォーカルアルバムを別々にリリースすることが決まりました。

結果、先に発表されたのがレインボー&ランブリンのアルバムです。

そして、残り物には福があると申しますが、僕にとって始めてのインストロメンタルのアルバムも続けてリリースされることになりました。

当初は当然、松浦善博名義でリリースする予定だったのですが、何か楽しいことをしたいなあと考えていました。

そんな時、昔自分でつけたペンネームを思い出しました。もちろん世には出ていない名前です。そのペンネームがマット マカレルだったんです。マットはネヴァダ州の高校に短期留学した時、クラスの担任の先生につけてもらった名前です。「マトゥーウーラやから今日からお前はマットや!!」

メチャ簡単な発想でつけられたそのニックネームが僕はゴッツイいやでした。
「僕は敷物とちゃうぞ」とずっと思っていました。そして、ハワイの高校に転入してからはSAKANAとよばれるようになりその理由も実家が魚屋だからというこれまた単純なもので後日YOSHI-SAN に改名され落ち着きはしましたが、アメリカにおけるニックネームのつけかたのシンプルさにはホンマ恐れ入りました。

「SAKANAかあ!そない言うと親父、八戸のサバを主力商品で扱ってたなあ。サバは英語でMACKEREL, うーん、MATT MACKERELかぁ,語呂ええなあ、外人みたいやなあ、よっしゃ、これでいこう」と10数年前に密かにつけたこの名前、いや、芸名でまさかアルバムを出すことになるなんて夢にも思っていませんでした。

大瀧さんにこのペンネームのことを話したら「ホントにあるようで語呂がすごくいいからいけるんではないかい」とのことでひょっとしたらひょっとするぞー、とは思っていました。
ちょうどそんな時、烏賊舌音響{ニュートラックスのスタジオ}でレコーディング中だったスパゴーの八熊慎一君に大瀧さんが何気なくマット マカレルのことを話したら、ことのほか気に入ってくれたらしくヤックは僕宛に短い手紙をくれました。

そこには「マット マカレル様 お元気ですか?」と書いてありました。
そして、同じくスパゴーの橘兄弟は倶知安で3人でライヴをやってみないかといううれしい話をくれました。

その辺りからマット マカレルという名前は元気に?歩き始め、気がついたら僕はマット マカレルになっていました{笑}
「よっしゃ、インストアルバム マット マカレル名義でいこう」と大瀧さんは決断しました。

SMAの細田さんからはJUNK×3に マット マカレルとして出演してくれないかという嬉しいオファーが来ました。
とんとん拍子でマット マカレルは幸運なデビューを飾ることになりました。

冗談のような話から事が発展しましてCDを出してしまう我がレーベル、ニュートラックスの夢のある決断にホンマ感謝しています。

アルバムタイトルは LIFE IN BLOOM とつけました。11月3日に発表いたします。
僕は本気でヒットしたいと願っています。幸い外人のような芸名なもので、そしてインストロメンタルなので世界共通です。これを武器に来年はいよいよライヴをやろうと考えています。再来年は世界ツアーになればもっとええなと思います。夢を追いかけられる環境にあることに感謝せなあきませんです。

もうひとつ報告があります。7月の中旬からハワイアンスティールギターの練習をはじめました。これがスライドギターとはまた違って、とても難しいのです。オマケに弦が8本もあってまだ何もわからない状態で毎日練習していますが、大胆にも倶知安で1曲演奏してしまいました。ハワイアンのプロの方からみたらへたくそやなあと思われるかも知れませんが当たって砕けろでやっています。実は LIFE IN BLOOMのアルバムのなかでも弾きました。オーケーの出ていたアコースティックギターを消してまでレコーディングの最終日に録音しなおしたんです。そのあたりも楽しんでいただけたら幸いです。

今年は僕にとって有意義な年でした。アルバムが出たこと。もう1枚出ること、写真を始めたと思ったらその写真がジャケットに使ってもらえたこと。スティールギターを始めたこと。芸名をつけた???こと等。

次回はLIFE IN BLOOM の曲のことやレコーディングのエピソードを書きますのでしばしお待ち下さい。
それでは皆様、マットマカレルを松浦善博、共々よろしくお願いいたします。


■MATT MACKEREL 「 LIFE IN BLOOM」
2010年11月3日(水)発売 YYCF-125 6曲入り ¥1,800(税込)

LIFE IN BLOOM
MATT MACKEREL

バウンディ
2010-11-03


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コメント (2)

りんごチップス:

JUNK×3@倶知安、おつかれさまでした♪
松ちゃんのギターをライブで聴くのは夕焼け祭り以来でした

午前中はときおり小雨、ライブが始まった頃はくもり空だったのに、マットマカレルの出番になったら急に明るくなって…お天気までハワイアンムードの演出?

♪台風がやっと去って 太陽が顔を出す

歌詞のとおりになりました!

出演者もお客さんも、会場全体が笑顔でスパゴー20周年をお祝いしてるのを見て、あぁスパゴーはいい20年を過ごしてきたんだなぁ~と感じました^^

ほんとに、夢を追いかけられる環境にいるのはすごく幸せなことですね

倶知安、遠かったけどいいところですね~
民生君じゃないけど「また来年も来たいなぁ~」と、オレンジの夜に響くGODのサイレンを聴きながら思ったのでした


来年は松ちゃんのソロライブも期待してます~♪


二星:

マット・マカレル様(笑)

いやぁ~「次にも出る」というようなことがなんとな(あくまでなんとなく)囁かれていた様に思いますがおめでとうございます!

『マットに巻かれる』と覚えておきます。(体育館を思い出しますなぁ)

ではUSに行けば私のNネームは・・・ツゥースターですか???(笑)

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