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第14話『ハイウェイバウンド』

アイドルワイルド・サウス自慢のELFダブルデッカーが壊れた。京都でのライブの帰り道、名神高速をその日も順調にクルージングしてるはずやった。道路上の天候もおおむね良好で何の問題もないはずやった。その日の助手は免許を持っていない僕の番でした。何も車のことを知らんので、テキトウなギャグをかましつつ、ドライバーを眠らせないという役目を十分にはたしていたつもりやった。そやけど異常は刻一刻と迫っていました。光ったことのない黄色いランプがたんまに点滅しているのは知ってはいたけど、キレイやなぁぐらいにしか考えなかったのが後の祭り。実は完全なるオイル切れやったようで、第1エンジンがやられてしまった。

車に第2や第3のエンジンがあるワケもなく(うーん? あるかもナー?)、ギリギリ次のインターを出た所でエンジン停止。JAFを呼ぶも「こら、もうエンジン交換ですワ」と無情な回答。全員まっ青。レーナードスキナードとのライブが目前に迫っているのに、トラックなくなったらどないなんのん、楽器運ばれへんやん。「いや、レンタルというテがある!!」「楽器借りるんか?」「ちゃうちゃうトラック借りるねん」「6人乗りあるか?」「それは出来ん相談やろナァ」「どないしよ」・・・僕たちは途方にくれてしまいました。

結果からいうと、修理代は28万円。それも当分は直らない。レーナードツアーはレンタカーを借りることに決定。しかし、3人しか乗られへんので、残りの3人は新幹線で行くことに。こういう時気の毒なのは、免許を持っている2人、森辺君・藤井君。あとの4人で3枚の新幹線のキップの抽選会が行われ、ハズレたのは清君でした。ナンバ君・池本君・僕はちょっと悪い気もしましたが、その時の新幹線での旅でその速さ・快適さを思い知らされた。「1日もはよう、新幹線移動できるようになろナ。ゴッツイ売れたらグリーンやなあ!!」とちょっとだけ座りにいってみたグリーン車の大きな席で笑いあったのでありました。
今回はちょっと短かったです。次からいよいよレーナードスキナードとの素晴らしいツアーのお話をしたいと思います。すぐにアップします。いやする予定です。

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